この記事の要点

  • リニューアルのお知らせには、リニューアルしたこと、主な変更点、お礼とこれからの3つを入れる。
  • アドレスやメールアドレスが変わる場合は、必ず新旧を並べて書き、ブックマークの変更をお願いする。
  • 場面ごとに書き分ける。サイトは簡潔に、メールは丁寧に、SNSは短く。
  • お知らせの出しっぱなしに注意。数か月したら整理する。

リニューアルのお知らせに入れる項目

場面によって書き方は変わりますが、リニューアルのお知らせには、次の項目を入れるのが基本です。

リニューアルしたこといつ、ホームページを新しくしたか主な変更点見やすくなった点、新しく載せた内容お礼とこれから日頃のお礼と、これからの更新の予定アドレスの変更変わる場合は、新旧のアドレスを並べてお問い合わせ先表示の不具合などがあったときの連絡先
図解リニューアルのお知らせに入れる項目。上の3つは必ず入れ、下の2つは当てはまる場合に入れる。

特に大切なのは「主な変更点」です。「リニューアルしました」だけでは、見た人にとって何が良くなったのかがわかりません。「スマホでも見やすくなりました」「施工事例のページを新しく作りました」など、見る人にとっての変化を書きましょう。変更点は、多くても3〜5つ程度に絞ると読みやすくなります。

ホームページのお知らせ欄に載せる例文

ホームページの「お知らせ」や「新着情報」に載せる文章です。見に来た人がすぐ読めるよう、簡潔にまとめます。

例文1:基本の形

【ホームページをリニューアルしました】

平素より格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございます。

このたび、当社ホームページをリニューアルいたしました。

より見やすく、必要な情報をお探しいただきやすいよう、デザインとページの構成を見直しました。

主な変更点

・スマートフォンでも見やすい表示になりました

・事業内容のページを分野ごとに整理しました

・施工事例のページを新しく設けました

今後も内容の充実に努めてまいります。引き続きよろしくお願いいたします。

例文2:やわらかい書き方(お店や個人のお客様向け)

【ホームページが新しくなりました】

いつも当店をご利用いただき、ありがとうございます。

このたび、ホームページを新しくしました。

スマホからでもメニューや営業日を確認しやすくなり、ご予約のお問い合わせもしやすくなりました。

これからは、季節のおすすめやお知らせを、こまめにお届けしていきます。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

どちらの例文も、最初に「何が起きたか」をはっきり書き、最後に今後の予定とお礼で締めています。お知らせのタイトルは「ホームページをリニューアルしました」のように、一目で内容がわかるものにします。

アドレスが変わる場合の例文

ドメインやページのアドレスが変わる場合は、新しいアドレスを必ず書きます。ブックマークやお気に入りに登録している人に、変更をお願いしましょう。

例文3:ホームページのアドレスが変わる場合

【ホームページのアドレス変更のお知らせ】

このたび、ホームページのリニューアルに伴い、アドレス(URL)を変更いたしました。

新しいアドレス:https://www.example.co.jp/

旧アドレス:https://www.example.com/

旧アドレスからは、当面のあいだ新しいアドレスへ自動で移動します。

ブックマーク等に登録いただいている方は、お手数ですが変更をお願いいたします。

例文のアドレスは説明のための仮の値です。実際には自社のアドレスに置き換えてください。古いアドレスからの自動での移動(転送)は、できるだけ長く続けるのが安心です。転送の考え方はリニューアルでドメインを変えない理由で説明しています。

メールアドレスも変わる場合

ドメインを変えると、多くの場合、メールアドレスも変わります。メールアドレスの変更は、取引に直接影響するため、ホームページのお知らせだけでなく、取引先には個別にメールで知らせましょう。古いメールアドレスも、しばらくは受け取れるようにしておくと、連絡の取りこぼしを防げます。

取引先へのメールの例文

取引先にリニューアルを知らせるメールは、ホームページのお知らせよりも丁寧に書きます。件名で内容がわかるようにしましょう。

例文4:取引先へのメール

件名:ホームページリニューアルのお知らせ(株式会社○○)

○○株式会社

○○様

いつも大変お世話になっております。株式会社○○の△△です。

このたび、弊社ホームページをリニューアルいたしましたので、お知らせいたします。

新しいホームページでは、これまでの施工事例を分野別に探せるようになったほか、

お見積もりのご依頼をホームページから送っていただけるようになりました。

https://www.example.co.jp/

お時間のあるときにご覧いただけましたら幸いです。

今後とも変わらぬお引き立てを賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

メールは、取引先ごとに宛名を入れて送るのが丁寧です。多くの相手に一斉に送る場合は、宛先が互いに見えないよう、BCCを使うなどの配慮をしましょう。アドレスの変更を知らせる場合は、件名に「アドレス変更」と入れておくと、見落とされにくくなります。

SNSで知らせる例文

SNSでは、短く、見てほしいページへのリンクを添えて投稿します。新しいホームページの画面の画像を一緒に載せると、目に留まりやすくなります。

例文5:SNSの投稿

ホームページをリニューアルしました。

スマホでも見やすくなり、施工事例を地域別に探せるようになりました。

ぜひのぞいてみてください。

https://www.example.co.jp/

SNSでは、一度の投稿だけでなく、新しく作ったページを一つずつ紹介する投稿を何回かに分けて出すと、ホームページを見てもらうきっかけを増やせます。たとえば、1回目はリニューアルの告知、2回目は新しい施工事例のページ、3回目は採用ページ、のように分けると、それぞれのページに目を向けてもらえます。

公開前に予告する例文

リニューアルの作業で、ホームページが一時的に見られなくなる時間がある場合は、事前に予告しておきます。

例文6:公開前の予告

【ホームページリニューアルに伴う一時停止のお知らせ】

○月○日(○)○時〜○時ごろ、ホームページのリニューアル作業を行います。

作業中は、ホームページが表示されにくくなる場合がございます。

ご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

お急ぎのご用件は、お電話(00-0000-0000)にてお問い合わせください。

ネットショップや予約の受付をしている場合は、作業の時間帯に注文や予約が入らないよう、お客様の少ない時間を選びましょう。電話番号も説明用の仮の値です。

知らせる順番と時期

リニューアルのお知らせは、一度に全部出すのではなく、相手によって時期をずらすと、混乱が少なくなります。

135791113週作業の予告公開と表示の確認サイトのお知らせ取引先へのメールSNSでの紹介
図解リニューアルの前後で知らせる順番の例(数字は公開日を7とした日数の目安)。作業の予告は前に、取引先とSNSは公開後に表示を確かめてから。

アドレスが変わる場合は、取引先への連絡を特に早めにします。請求書や発注書、名刺、パンフレットなどにホームページやメールのアドレスを印刷している場合は、刷り直しの時期もあわせて考えておきましょう。印刷物の在庫が残っているあいだは、古いアドレスからの転送を必ず続けておく必要があります。

場面ごとの書き分け

場面ごとの書き方の違い
場面文の長さ書き方の調子必ず入れること
サイトのお知らせ200〜400字程度丁寧だが簡潔変更点、今後の予定
取引先へのメール300〜500字程度最も丁寧に宛名、アドレス、お礼
SNSの投稿100字前後親しみやすくリンク、画像
公開前の予告150〜300字程度丁寧に日時、代わりの連絡先

文の長さは目安です。どの場面でも、読む人が「何が変わったのか」「自分は何をすればよいのか」がすぐわかることを優先しましょう。

お知らせを出す前に確認すること

お知らせを出すと、多くの人が新しいホームページを見に来ます。そのときに表示が崩れていたり、フォームが動かなかったりすると、せっかくのリニューアルの印象が悪くなってしまいます。

お知らせを出す前の確認

  • パソコンとスマホの両方で、主なページが正しく表示されるか
  • お問い合わせフォームから送信でき、メールが届くか
  • お知らせに書いた変更点が、実際にホームページに反映されているか
  • 古いアドレスから新しいアドレスへ移動するか(変わる場合)
  • お知らせの中のリンクが正しいページを開くか

公開前に確認しておきたい項目は公開前チェックにまとめています。リニューアル全体の進め方はホームページリニューアルの進め方を参照してください。

お知らせを出した後のこと

リニューアルのお知らせは、出しっぱなしにしないことも大切です。半年たってもトップページの一番上に「リニューアルしました」と出ていると、その後に更新されていない印象を与えます。リニューアルから数か月たったら、トップページの目立つ場所からは外し、お知らせの一覧に残す程度にしましょう。

リニューアルの後は、お知らせや事例を定期的に更新していくことで、ホームページが生きている印象を保てます。更新の頻度の考え方はホームページの更新頻度で説明しています。WordPressでお知らせを投稿する方法は投稿の作り方を参照してください。

よくある質問

リニューアルのお知らせは必ず出した方がよいですか?

必ずではありませんが、出しておくと、見た目が変わったことに戸惑う人を減らせます。特に、アドレスやメールアドレスが変わる場合、取引先が多い場合は、必ず知らせましょう。

お知らせはいつ出せばよいですか?

新しいホームページを公開し、表示やフォームに問題がないことを確かめてから出します。公開と同時に出すと、不具合があったときに多くの人に見られてしまうため、半日から1日ほど様子を見てからが安心です。

「リニューアルオープン」という言葉を使ってもよいですか?

ホームページでも使われることがあります。お店の改装と一緒にホームページも新しくした場合などは、自然な表現です。ホームページだけの場合は「リニューアルしました」「新しくなりました」で十分伝わります。

お知らせのページは、いつまで残しておけばよいですか?

お知らせの一覧に残しておくのは問題ありません。トップページの目立つ場所に載せるのは、数か月程度を目安にしましょう。

参照した資料

制度や料金は変わることがあります。手続きの前に、公式の最新の案内を確認してください。

確認日 2026.11.07